最大40%オフ。コンサートに行くならオーケストラの定期会員が絶対オススメな5つの理由。春季会員は今がチャンス。
「クラシック音楽ファンには常識」。でも、初心者には知られていない、オーケストラとコンサートの常識をお伝えするエントリです。少なくともおサルは知りませんでした。クアトロやリキッドルームには定期会員はなかったです。。
こんにちは。「コンチェルト」も知らなかったクラシック音楽初心者のおサルです。
オーケストラ、室内楽、アンサンブル、ソロリサイタル、ピアノ、ヴァイオリン、チェロにフルート、ああオペラもあった・・・最初のころはどのコンサートに行ったらいいのか大混乱してました。
最大40%オフ。定期演奏会とセット券を活用して、コンサートでも音楽に触れましょう!
月に1度、音楽だけに向かい合う、自分の時間をもつのって楽しいですよ!ちなみに2020年春季からの定期、シーズンチケット購入は、そろそろラストチャンスです。
- 初心者のファーストチョイスはオーケストラ
- どのオーケストラに行ったらいいのか?
- 1)リーズナブルにクオリティの高い演奏を年間指定席で聴ける
- 2)多彩なソリスト、共演者の演奏を聴ける
- 3)半年、1年かけて、様々な楽曲・作曲家、音楽を少しづつ知ることができる
- 4)オーケストラそのものを知ることができる
- 5)優先・先行発売でチケットも取りやすく、様々な会員特典が受けられる。
- 最大40%オフを検証。定期会員とセット券を活用して、気軽にコンサートに行こう
- <リンク集>在京オーケストラ9楽団の定期会員券&セット券のリンク
初心者のファーストチョイスはオーケストラ
理由は、オーケストラが一番華やかな音を楽しめるからです。小編成でも20名、大規模なら50名以上の演奏者がズラッとステージに並び、多彩でカラフルな楽器の音色を圧倒的なボリュームで聴くことができるチャンスは他にはありません。
そして、プログラムのペース配分が適度で、ちょうどいいところで休憩を挟み、最後まで楽しく聴けます。だいたい、2時間の演奏のあいだに15分の休憩があります。
土曜14時開演のコンサートなら、お昼ごろに家を出て、13時半に会場に。
ゆっくり指定席で音楽だけに集中してライブを楽しみ、あっという間の2時間を過ごすと16時半です。
そのあとお茶してもいいし、ウィンドウ・ショッピングしても、余裕で夕食に間に合います。月に1度、自分の時間をもつのって楽しいですよ~。
どのオーケストラに行ったらいいのか?
地元のオーケストラをおすすめします。
お財布にとっても余裕がある方はのぞき、海外から招へいされたオーケストラの演奏会は、財布に優しくありません。最初は、日本のオーケストラ、身近な地元のコンサートがおすすめです(地域密着型の場合、住民の方に優待があることも)。
おサルが今いる場所は関東(のジャングルに生息)なので、在京オーケストラに絞り、その理由をお話します。
基本的には気に入ったオーケストラができたら、定期会員になるのはおすすめですが、まだお気に入りのオーケストラがない人でも、次の条件に当てはまったら、定期会員になるメリットがあります。
・ 月1回、コンサートに行くというライフスタイルが合う人
・そのオーケストラの演奏会プログラムを見て、聴きたい楽曲が年間5割程度ある
定期会員には通年の他に、3か月から半年(上期・下期、シーズン会員など)がありますので、まずは短い会期のものを選んでもいいかもしれません。
在京オーケストラの定期演奏会をおすすめできる5つのメリット
1)リーズナブルにクオリティの高い演奏を年間指定席で聴ける
在京オーケストラの演奏を、S席5000円前後~で聴くことができます。のちほど日本フィルハーモニーさんを例に挙げて具体的に検証してみますね。
多くのオーケストラでは、ホールの同じ席を1年間確保してくれるので、専用指定席で聴くことができます。当然、都度ホールの座席表を片手にチケット予約する手間も省けます。
演奏会の日程と自分のスケジュールが合わない月は、関東圏の他の会場・ホールに振り替えることもできます。
2)多彩なソリスト、共演者の演奏を聴ける
多彩なアーティスト(ソリスト)の演奏を聴ける(しかもかなりリーズナブルな価格で)。
わずか半年と少しの短い期間にも、諏訪内晶子さん、小山実稚恵さん、河村尚子さん、藤田真央さんの演奏を聴くチャンスがありました。
定期演奏会以外で、ステージ・ヴァイオリニストの諏訪内さんの演奏を聴こうと思ったら価格は倍近くしますし、チケット予約も大変です。
また、オーケストラの首席指揮者、桂冠指揮者、客演指揮者など、様々な指揮者による演奏を聴くことができます。
おサルが聴くチャンスがあったのは、ピエタリ・インキネンさん、小林研一郎さん、広上淳一さん、アレクサンドル・ラザレフさんなど。
オーケストラの定期演奏会を通してでなければ、こんなに幅広いアーティストの演奏に接する機会を持てなかったと思います。
3)半年、1年かけて、様々な楽曲・作曲家、音楽を少しづつ知ることができる
定期演奏会では、各オーケストラ、指揮者がキュレーションした、クラシック音楽のプログラムを聴くことができます。
在京オーケストラの場合は、年8~10回の定期演奏会を開催していますから、毎回2つ以上の楽曲が聴けるとして、16以上の楽曲に触れられます。
半年、1年かけて、知らない楽曲、知らない作曲家を少しずつ知ることができるのは、初心者にとって大きなメリットだと思います。
ハイドン、バターワース、シベリウス、サロネン、ベートーヴェン、ドヴォルザーク、ストラヴィンスキー、R・シュトラウス、リムスキー=コルサコフ、メトネル、マスカーニ、ラター、バッハ、ブラームス、グラズノフ、ショスタコーヴィチ、モーツァルト
4)オーケストラそのものを知ることができる
当然ですが、演奏会のプログラムによって、オーケストラの配置・構成が変わります。
ベートーヴェンのときは「古典配置」と呼ばれる、作曲当時の楽器のフォーメーションを取ったり 、ストラヴィンスキー「火の鳥」のときは2階の通路にチューバやトランペット奏者が配されいたこともありました。楽器のヴァリエーションも変わります。
また、オーケストラの構成メンバー、楽団員のことを知ることもできます。コンマスが変わると少し雰囲気が変わりますし、ソロパートや見せ場で活躍する姿を観て「あの人いいな!」など観察できるのも面白いですね。
ちなみに、おサルはティンパニとチェリストのファンになりました。
5)優先・先行発売でチケットも取りやすく、様々な会員特典が受けられる。
在京オーケストラに共通している特典は、定期演奏会以外のチケット販売について先行優先予約と、10%のチケット割引が受けられることです。
オーケストラによって、公開リハーサルの見学、近隣ホテルの飲食が10%オフになるなど、ちょっとした特典が付くことも。
通常の会員のほか、賛助会員、サポート会員という制度もあります。こちらも、金額にもよりますが、演奏会のチケットをもらえるなど特典があります 。
さて、それでは日本フィルハーモニーさんを例にチケット価格について、簡単にふれたいと思います。
最大40%オフを検証。定期会員とセット券を活用して、気軽にコンサートに行こう
リストするまでもなく、定期会員になると明らかにリーズナブルなわけですが、日本フィルハーモニーさんを例に簡単にまとめました。S席で1回4,800円~5,200円は、魅力的な提案です。野球のように年パス62試合もありませんが(あっても行けない笑)、会員になるとオーケストラの応援もできます。
定期演奏会の場合:
1回券の場合(定期演奏会)
S¥8,000 A¥6,500 B¥6,000 C¥5,000 P¥4,000 Ys(25歳以下)¥1,500
最大40%オフ
年間定期会員券(2019.9月-20.7月シーズン全10回※2月を除く)
S席¥48,000 |
A席¥38,000 | B席¥35,000 |
C席¥30,000 | P席¥24,000 |
Ys席¥13,000 |
1回あたりの単価:
@S¥4,800 A¥3,800 B¥3,500 C¥3,000 P¥2,400 Ys(25歳以下)¥1,300
最大 37.5%オフ
半期定期会員券(2019-20シーズン:秋季9-1月全5回/春季3-7月全5回)
S席¥26,000 |
A席¥21,000 | B席¥19,000 |
C席¥16,000 |
P席¥13,000 |
Ys席¥7,000 |
1回あたりの単価:
@S¥5,200 A¥4,200 B¥3,800 C¥3,200 P¥2,600 Ys(25歳以下)¥1,400
セット券の場合(例:名曲コンサート):
プログラム例(一部)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14
ドヴォルジャーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95《新世界より》
エルガー:行進曲《威風堂々》第1番 ニ長調
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
マーラー:交響曲第1番 ニ長調 《巨人》
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲《展覧会の絵》
2020年3月&4月&5月&6月名曲コンサートセット券
S席セット¥19,000/A席セット¥14,000(4公演)
1回あたりの単価:@S¥4,750 A¥3,500
<参考>名曲コンサート(1回券の場合):S¥7,000 A¥5,500
<リンク集>在京オーケストラ9楽団の定期会員券&セット券のリンク
日本オーケストラ連盟(正会員)の在京オーケストラ各楽団の定期会員&セット券案内ページのリンクをリストしてみました。
NHK交響楽団:https://www.nhkso.or.jp/tickets/subscription.html
新日本フィルハーモニー交響楽団:https://www.njp.or.jp/ticket/coupon
東京交響楽団:http://tokyosymphony.jp/pc/ticket/teiki2019.html
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団:https://www.cityphil.jp/ticket/tickettype/members.php
東京都交響楽団:https://www.tmso.or.jp/j/member/
東京フィルハーモニー交響楽団:https://www.tpo.or.jp/concert/2017-18season02.php
日本フィルハーモニー交響楽団:https://www.japanphil.or.jp/ticket
読売日本交響楽団:https://yomikyo.or.jp/info/membership.php
東京ニューシティ管弦楽団:http://www.tnco.or.jp/concert/2020%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E4%BC%9A%E5%93%A1%E5%8F%97%E4%BB%98%E4%B8%AD%EF%BC%81/
東京フィルなど現在定期会員券の販売を終了した楽団については、セット券のページをリンクしました。くわしくは各楽団にお問い合わせくださいね。
別に会員にならなくても「オーケストラに行ってみてもいいかな?」と思ってもらえたら、うれしいです。
いや~好きってすごいパワーですね。誰の役に立つかはわからないけど、こんなにマジメに書いている私スゴい。感心しちゃった。クラシック音楽の好きなお仲間がふえるといいなと思ってます。おやすみなさい。
「読んだよ」などひと言いただけるとうれしいです。お手柔らかに😉