ラ・フォル・ジュルネ2019、初めてのオーケストラコンサートでライブ最高!とハマったサル
2019年GWの中日、おサルは東京国際フォーラムにいました。
ライブハウスは1人でも平気なおサルが、オロオロと立ち尽くしていた会場、それは「ラ・フォル・ジュルネ Tokyo」。
ク、クラシック音楽ファンが生きて動いてる!!!ビビりすぎ。
「クラシックコンサートもライブと一緒じゃん!」ナニコレめっちゃ楽しい!
とりあえず、シャンパンで喉をうるおしたのですが、ライブハウスのまずいカクテルの数十倍美味しかったので、それにもビビりました。
初コンサートで、ホールと席が大切なことに気づかされたサル。
予約なしで、当日券売り場に行き、受付の人にすすめられるまま、かろうじて2ステージを購入。チケットはほぼ完売していました。ラ・フォル・ジュルネは、チケットレス予約が無難です。そして、このコンサートで初心者ほどよい席を予約することが大切だと肝に銘じることになりました。
金子三勇士さん、大人気でした。会場は満席!
最初のコンサートは、通常3フロアある会議室をぶち抜きにしたホールでした。おサルたちの席は、3階の右サイドの端の席です。 隣ではニコニコして外国人のお子さん同士がハイタッチしてます。思ったよりずっとカジュアル。
やがて、金子三勇士さんがステージに登場。
もともと会議場として設計されたホールの性質に加えて、事前予約を怠ったため、残念ながら席に音がきれいに届きませんでした。コンサートデビューのおサルの耳にも明白。
それでも、初めて観るオーケストラ、ピアニストに興味津々でした。金子さんは、弾くときのパフォーマンスがDJみたいでした。演奏技術がとても安定しているのだと思います。余裕があり、絵的にも面白かったです。
ウラル・フィルハーモニー・ユース管弦楽団「シェエラザード」
次の会場も音響良くないんだろうなあ、しかたないよね、と思っていましたが、この会場の席は、1階の右寄りセンターブロックにあり、音がまっすぐ届いてくれました!
ステージに現れたコンサートマスター、そして楽団員の7割は女性でした。平均年齢は20代半ばくらいで、ちょっとほほえましく感じました。
(公演番号314)リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」op.35
5月5日 (日・祝) 16:45 ~ 17:30
リオ・クオクマン指揮&ウラル・フィルハーモニー・ユース管弦楽団
ウラル・フィルハーモニー・ユース管弦楽団は、冒頭からハッとするほど瑞々しくて爽やかな音でした。CDで聴いていたどの「シェエラザード」とも違うのが不思議。そして1丁のヴァイオリンから生まれる音の存在感、重奏の迫力に驚かされました。「これがクラシックコンサート、ライブなんだ!」という手に汗握る面白さというか。
オーケストラって、こんなに楽器の音色がカラフルで響きがきれいなの?第3楽章の終盤は「あー終わっちゃう、終わっちゃけど終わらないで~」と思いながら、一心に耳を傾けていました。
「またオーケストラに行きたい!」新たなトビラを叩いてしまったサル
ふりかえってみると、最初はかなり緊張していましたが、オーケストラは理屈抜きに楽しくて、ライブに行くのと変わりませんでした。踊れないだけで。でも音楽聴いてる人はみんな心のなかで踊ってるんじゃないかな?
2ステージ分のチケットを買っておいたのも、本当によかったです。おかげで、次回は、できるだけ音の良い席を選んで、オーケストラ本来の演奏を聴きたいなと思わせてくれる体験をさせてもらいました。
ありがとうございました!
ラ・フォル・ジュルネ2020サイト: