クラシック聴きはじめ🐣

ゆる〜い音楽ログとなんてことない日々

オンライン音楽トーク:備忘録1月

オンライン音楽トークで話したこんなこと、あんなこと。

シンプルにお伝え。

 

 

 

f:id:theextraterrestrial:20200116151831j:plain

「クルレンツィス、4月再来日だって」「いついつ?」「ベトベンらしい」「まじで」

 

2020/1/13:zoom、40分✕2枠

マダム(M)
中年天使(A)
おサル(C )


トピ:クラシック音楽。テーマは何も決めていませんでしたが、自然と年末年始のニューイヤー・コンサート、そして第九が話題になりました。

さて、ニューイヤー・コンサート2020(ネルソンス指揮、ウィーンフィル)どう思った?
M :わかりやすい指揮だけど、ウィンナ・ワルツの軽みがない。3拍子の2拍目つっこむのがウィンナ・ワルツの特徴なのに。もったいないよね。
A :良くない意味で、ウィーンフィルがワールドワイドになったって感じ?
M :昔の、男性だけの、ある意味閉鎖的な世界を続けてもよかったんじゃないかなって思いますねー。
A :Cさん、クライバーウィーンフィル、ニューイヤー・コンサートのCDをぜひ聴いてくださいね。クライバーは出色。
M :聴いたらニコニコしちゃう。
A :クライバーのCDは3、4枚しかないんだよね。クライバーはレコーディング嫌いだから。
M :コンサートもドタキャンするし!当日キャンセルとかするんですよー。チケット買った日からもうドキドキもの。
A :「俺聴けるのか、ほんとに」「チケットあるけど、クライバーちゃんと指揮してくれるかなあ」みたいにね。
M : 1994年頃に聴いたクライバーウィーンフィルばらの騎士」本当によかった。一生の宝物。
A :来日ですか!ちょうどその時期、クライバーがレコーディングや映像化をわりと行ってました。もちろん名前を知られてた人だけど、一般社会でもスターダムにあがったというか。そんな時期でしたね。



2019年、第九(シモーネ・ヤング指揮・N響)について
A :東京オペラシンガーズ、合唱良かった。丁寧な第九だなと思った。
M :東京オペラシンガーズは、サイトウ・キネンのバックコーラスもやってますしね。
A :え、そうなの?
M : 20年くらい前かな。
A :良いコンサートに行かれてますね(羨ましそう)
M :ご縁があって。グルベローヴァチェリビダッケ、ルネ・コロー、、、連れていかれるがままで。当時はその価値があまり分かってなかったけど、今思うと行ってよかったな。
A :…チェリビダッケミュンヘンですよね。ブルックナー
M :よく知ってますね!ブルックナーの第8番ですね。
A :いいなぁ…(さらに羨ましそう)。
M :ブルックナーは好みわかれますよね。
C :あ。私、ブルックナー好きです。去年日フィルのコンサートの予習で、アーノンクール指揮のCD聴いて。7番8番は特に好きですよ。コンサートでも聴いて、いい曲だなって思いました。
A :ライブでもCDでも初心者はいいものに触れたほうがいいよね。
C :クラシック嫌いにならないようにですね。あと、のちのち好きになるかもだから、決C :初心者だけど、クルレンツィス聴きに行きたくなっちゃいました(笑)決めつけないの大事だなと、決めつけがちなんで(笑)。心掛けてます。

 


で、第九ですが。
M :私はN響の牙城を覆すのはなかなか難しいんだなって感じた。丁寧な演奏ではあったけど、ヤングさんとコンマスがアイコンタクトとれてない。第1楽章は迷走気味、第2楽章になってきてオケが鳴るようになってきた感じじゃない?
C :え?誰とアイコンタクト??
M :コンマスコンマスと指揮者の相性も大事。コンマスが指揮者の意図を汲んで、コンマスが指示というかオケにサインを送るのね。その指揮者とコンマスのアイコンタクトが見えなかったかな。
C :怖っ。あのー、N響って実力もあるし日本での、
A :トップクラスだよね。実際にそうだと思うよ。
M : N響N響なのよ。良くも悪くも。一定のレベルの演奏ができるし、丁寧でうまい。
C :うーん、、公務員的な感じ?
M : そんな感じ。N響は打率、熱量が低めなんですよ。年に1,2回、「これは!」って演奏をすることがあって、それを聴けるといいよね。指揮者の指示にくらいついて演奏を実現させる!って感じではない。
C :じゃ、読響とか日フィルとかのほうが客演指揮者が来た時は、熱意のある演奏で応えて素晴らしい、面白いステージになることもあるのかな?
M :そうだと思うよー。
A :ヤングさん、実力出し切れたのかな。こんなもんじゃないかもとは、僕も感じた。

 


最後に、アンドラーシュ・シフさんのベートーヴェンピアノ協奏曲ツィクルス、「弾き振り」について。
M :普通のオケじゃなく、アンドラーシュ・シフおかかえオケだから、オケ先行すべきところで、ピアノ待ってるところがあった。少しもたついた。
A :出だしが一瞬ずれたり、1/4拍子より細かいところが「ジャン」と揃わないとこありましたよね。超ベテランピアニストでも、指揮者としてはまだ伸びしろがある(笑)。
M : ピアノの音の処理がザツになるよね、次に指揮振らないといけないから。
A :弾き振りの難しさ。バッハなら問題ないかもだけど、ベートヴェンやシューマンくらい複雑な曲構成、指揮になるとね。
M 、A :オケはアットホームな感じで味わいがあったけど、指揮に関しては、いまひとつ。オケに一体感がないのは指揮者不在だからって感じた。シフさんにはピアノに専念していただいて別の指揮者で聴いてみたかったかな。
C :3月の、アンドラーシュ・シフさんのピアノ・リサイタル行きます。仕事復帰のご褒美で(笑)。どんだけって感じですが。



今後行くコンサート:
C :今月は日本フィルの定期演奏会で「わが祖国」、そしてバティストーニさん指揮の東京フィル定期演奏会ベルリオーズの「幻想交響曲」聴きに行きます。
A :別の日だけど日フィルの「わが祖国」は僕も行きます。
M : :バッティストーニ指揮は収録が入るかもね。ライブCD作っても売れると思う。
C :そうなんですか。
A :すごくいいプログラム。
C :楽しみです!


その他のトピック:
2020/2021 N響、シーズン会員券を購入するなら「プログラムA :」それとも「B」?
A :井上道義さんのプログラムもあるじゃん(Cは井上さんファン)!ショスタコーヴィチ交響曲第13番「バビ・ヤール」はおすすめだよ。聴いてごらん
A :2020プログラムC、マイケル・ティルソン・トーマス。サンフランシスコ指揮者してた、C D持ってる。結構いいんじゃない?
A :来年のN響プログラムから、ソヒエフ指揮、ビゼー交響曲第1番 ハ長調」やるんだ。ビゼー交響曲聴いてみてよ。若い頃に作曲してるけど、曲は結構有名ですよ。
M : ウィーンフィルは一度聴いてみてください!ウィーンフィルベルリンフィルは音が鳴るだけで美しいという人もいるくらい。2020年ゲルギエフ指揮で来日するはずですよ(10月末から11月でした)。
A :ゲルギエフ、好き。ラフマニノフ、ムグルソフスキー、チャイコフスキープロコフィエフ、ロシアもの全般がいい。マリインスキー劇場の再興に尽力したドキュメンタリーもいいよ。
A :パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリニスト、ベートーヴェンの協奏曲、フィリップヘルベッヘ指揮。A : :さん注目のアーティスト)

クルレンツィスさんのアルバム、チャイコフスキー「悲愴」
今後のクラシック音楽館のこと(ソヒエフさん、ブロムシュテットさん)
バレンボイムさんのマーラーのことでも盛り上がりました。

40分✕2枠楽しかったです!

 

zoom