おサルのコンサート鑑賞:それってインキネン・ツィクルスじゃない??(えっ)
追っかけじゃないけど、横浜定期演奏会も聴きに行きます!(←それを人は追っかけと呼ぶ)
昨年から、インキネンさん指揮&日本フィルハーモニーの演奏会ツィクルス中のおサル。意外とこの聴き方は初心者向けかも。クラシック音楽をもっと好きになりました!
指揮者とオーケストラの関係の深まりを感じるのも楽しいよ。
ピエタリ・インキネンさんが日本フィルの首席指揮者に就任されて、初めての定期演奏会のプログラムは、北欧シリーズでした。
第711回東京定期演奏会、2019年06月08日
指揮:ピエタリ・インキネン[首席指揮者]
ヴァイオリン:諏訪内晶子
湯浅譲二:シベリウス讃−The Midnight Sun−
サロネン:ヴァイオリン協奏曲
シベリウス:組曲《レンミンカイネン》―4つの伝説
開演前に「日本フィル創設者の渡邉暁雄さんと同じフィンランドにルーツをもつ指揮者」との短いアナウンスが入り、当日は「シベリウス讃」を作曲された湯浅譲二さんも舞台に上がられ、この日は少し特別な雰囲気でした。
諏訪内晶子さん&インキネンさん。好対照なふたり
諏訪内さんのヴァイオリン、素晴らしかったです。ロビーでCD買いました。レンミンカイネンもすごくワクワクしました。チェロがほんとに良かった!途中から釘付け。同行した友人も「あのチェリストはすごい!」と絶賛。
ただ、インキネンさんの指揮は、驚くほどリズミカルで、、、その、そういう曲なのかもしれないけど、少しだけオーバーアクションにも感じて、諏訪内晶子さんが不動の総司令官然とされていたのと好対照でした(またしても失礼)。
この時、ふと「同じ指揮者さんとオケの演奏会を通しで聴いてみたら、どう感じるのかな?」という考えがおサルの頭をよぎりました。ちょうど10月スタートの「ベートーヴェン・ツィクルス」も聴きたくなり、結局インキネンさんのステージは一回も欠かさず聴きに行きました。
2019年インキネンさん指揮でのラスト演奏会について、こんな生意気なことツイートしてます。
第382回名曲コンサート、2019年10月27日
指揮:ピエタリ・インキネン[首席指揮者]
ピアノ:アレクセイ・ヴォロディン
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
ドヴォルジャーク:交響曲第8番 ト長調 op.88 B.163
2019年10月28日 午前9:47
『前回のステージよりインキネンさんは落ち着いて自信のある指揮で、その指揮にオケは寄り添う感じでした。日本フィルとインキネンさんの相性、どんどん良くなりますね!』
おサル、偉そーーー!!!感想は自由とは言え、この、にわかが!!
で、でもね。回を重ねるごとに進化する、指揮者とオーケストラの関係を感じるのは楽しかったのです。いろんなメリットもあるので、指揮者&オーケストラの追っかけを、同じクラシック初心者の方にもおすすめしたいです。
というわけで、めいっぱい、クラシック音楽ライブ楽しんでます!
演奏会の感想はこちら。長いので読まなくて大丈夫(笑)
『昨日の日本フィルはオケが以前よりまとまっていて、ハーモニーが素敵でした。
ベートーヴェン交響曲第1番、スピーカーの前で聴いているだけではわからない、細かなニュアンスの音楽からはじまり、オケ全体がさざなみのように鳴動するので、こんな曲だったのか!と感動しました。
それとオーケストラの各楽器の配置、構成がいつもと違っていて面白かったです。舞台センターの左にチェロ、その隣がヴィオラ、コントラバスが左奥で、金管のうちホルンだけが右奥。不思議なフォーメーション😃古典配置というのだと、大学時代の友人が教えてくれました。
軽快なテンポで、重奏が気持ちよく細部まで聴けて楽しかったです!
特に第一バイオリンの田野倉さんの音が綺麗でした!木管楽器もよかったなあ。
前回のステージよりインキネンさんは自信をもっていてその指揮にオケは寄り添う感じでした。日本フィルとインキネンさんの相性、どんどん良くなりますね!』
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