クラシック聴きはじめ🐣

ゆる〜い音楽ログとなんてことない日々

クラシック入門でいちばんだいじなこと。それは「自分がピンとくる演奏を聴くこと」

まあ生意気なタイトル。
前回「わが祖国」のおすすめアルバムを教えてもらったおサルですが、、、
 
「わが祖国」は6楽章、約80分。演奏会まであと10日かー。
自分の好きな録音、聴きたいよね、、、(えっ)
 

「いま」「一番」好きなアルバムを聴くのが大事。スメタナ「わが祖国」アントニ・ヴィト指揮、いいですよ。

 
 おサルは、GooglePlay Musicで次から次へと第1楽章だけ聴いて、一番ピンときるアルバムを探しました。
目立たない作品で、Amazonレビュー1件ものみ。ちょっと気が引けますが、Antoni Wit指揮のこのアルバム。これが好き、かなあ。
 
1位:Smetana: Ma Vlast  指揮:Antoni Wit、ポーランド国立カトヴィツェ交響楽団

https://www.amazon.co.jp/MA-VLAST-B-SMETANA/dp/B00000140M

↑視聴できます 

わが祖国 スメタナ Antoni Wit Naxos

おヒマなとき聴いてみてね

柔らかくゆったりした「わが祖国」。
しっとり美しさが沁みてきます。連作全体の広がりや豊かさをあますところなく感じられます。どの指揮者のアルバムよりスローテンポ。

指揮者のAntoni Witさんは、ポーランド人で、ワルシャワショパン音楽院の教授です。2016年に読響に招聘され来日されてます。

音楽はこれを聴かなきゃ、というシバリはありません。教えていただいたことに感謝して受けとめて、そしていつかわかる時が来たら、もっと好きになればいいのです。いま自分が好きなアルバムを聴くのが大切かな、と思ってます。

 
連作交響曲詩「わが祖国」

第1曲:ヴィシェフラド(「高い城」古のボヘミア王国の栄枯盛衰の詠唱)
第2曲:ヴルタヴァ(「モルダウ」源流からひそやかに生まれた水流がやがて渦巻く大河となる。ヴルタヴァ)
第3曲:シャールカ(チェコの伝説『乙女戦争』を描く。劇的な展開での勝利)
第4曲:ボヘミアの森と草原から(チェコの田舎の美しさ、深い森、夏の日の喜び、収穫、祈りの情景、ポルカ
第5曲:ターボル(15世紀のフス戦争における英雄的な戦いを讃える。フス派の讃美歌『汝ら神の戦士』)
第6曲:ブラニーク(ブラニーク山。チェコ守護聖人とフス派の戦士を称え、チェコの民族高揚のクライマックス)

 

 今回は駆け足で聴くことになりましたが、チェコへの情熱がつまった交響詩です。ゆっくり聴きたい曲ですね。この曲について、3エントリくらい書けそう。
文句なく美しい曲なので、クラシックを聴かない人のためのおすすめ入門クラシックにもぴったりです。
 
今週、小林研一郎さんの指揮、日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会で「わが祖国」聴いてきます。楽しみです!