クラシック音楽ファンの年末年始、めっちゃ忙しくて楽しくない?(2/3)
明けましておめでとうございます。
クラシック音楽ファンの年末年始ってば、本当にいそがしいですね。知りませんでした。
N響の第九、ジベルスターと続いた怒涛のスケジュールも最終章。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートです。
「美しく青きドナウ」はオーストラリア国歌にすべきよね
さてさて、ウィーンフィルのニューイヤーコンサート、めっちゃいいですね!「美しく青きドナウ」なんて国歌にしたほうがいいくらい名曲。たぶん、私以外、みんな知ってたと思うけど!
ニューイヤーコンサート2020
指揮者:アンドレス・ネルソンス
演奏会セトリ:https://m-festival.biz/10024
印象的だったのは:
カール・ミヒャエル・ツィーラー、喜歌劇《放浪者》序曲
1曲目、音が活き活きしていて、冒頭から目を瞠りました。「わ!いい音聴けそう!」ってあがりました。第二部最初のスッペ「軽騎兵」も好き。
バブル絶頂期を思わせるような、ハイな曲が続きます。ウィーン子の好み?
プログラムは続き、終盤。
ヨハン・シュトラウス二世:ワルツ《人生を楽しめ》
励ましてくれるような力強さを感じて一番好きになりました。友愛。
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《ディナミーデン》
ワルツでも複雑な曲も存在するんだ(もの知らず)。
ヨーゼフさんはデリケートで構成力がある印象です。ヨハン1、ヨハン2との血縁関係もわかってすっきり。
そして、生まれて初めて「美しき青きドナウ」をちゃんと聴いて、聴く耳をもってないって不幸だ(泣)と思いました。毎年聞き逃してたのもったいない・・・
コンサートは綺麗な音を聴く歓びを思い出せて本当にいいですね。
来年も楽しみです(ってまだ正月やん)!
それにしても…どうしても、気になったことが1つ。それは、「ウィーン子の皆さんの色彩感覚」。
というわけで、
「クラシック音楽ファンの年末年始、めっちゃ忙しくて楽しくない?(3/3)」に続きます!